【初学者向け】経済学を学ぶのにおすすめの本4選

おすすめ本

経済学は文系科目でありながら、グラフや微積分などの数学を使う学問のため、苦手意識のある方も多い学問分野です。

にもかかわらず(むしろだからこそ?)、公務員試験や中小企業診断士など資格試験で必須科目とされていることも多いですよね。

今回はそんな初学者が経済学を学び始めるためにまず最初に手にするべきおすすめ本を紹介します。

試験対応 新・らくらくミクロ・マクロ経済学入門 講談社

メリット

・経済学初学者でも、グラフを書きながら読み進めれば、いつの間にか理解できている

・大学の初級程度の経済学の試験がかなりできるようになる

・公務員試験レベルの経済学もある程度解けるようになる

デメリット

・簡単な微分計算(nの2乗の微分が2nなど)程度はさすがに計算できる必要がある

・理論を「理解」するというよりは、問題が「解ける」ようになるだけというイメージ

・「良い点数」を取るにはさすがにこの本だけでは対応できない

・下記の「入門塾」シリーズが理解できるならこの本は不要

まとめ

この本だけで経済学を本当の意味で理解することは正直に言って、不可能だと思います。

しかし、最初から難しい本にチャレンジするより、この本でとりあえず何となく出来るようになって

その後、より深く経済学の世界に飛び込んで行く方がはるかに効率が良いのはどんな勉強でもスポーツ

でも同じですよね。この本はまさにそんな「経済学のはじめの一歩」というのにふさわしい本です。

初めて経済学の本を手にする方も、他の本で勉強したけど、わからんくて全然ダメだったという方も

この本をとりあえずやってみれば、不思議となぜかそこそこ出来るようになっている。

そんな本です。

試験攻略入門塾 速習! ミクロ・マクロ経済学 中央経済社

上記のらくらくシリーズと同じく、試験対策をメインに経済学の主要論点を解説した本。

らくらくシリーズよりは少しレベルが高いが、読んで分かりやすいのはこちらも同じです。

メリット

・らくらくシリーズより試験に出る論点のカバー度が高い

・らくらくシリーズのように何となくではなく、しっかりと理解させて解けるようにしてくれる

デメリット

・らくらくシリーズよりは少しレベルが高い

・下記「経済学入門塾」シリーズをまとめた本なので、経済学入門塾シリーズより少し内容が薄い

まとめ

らくらくシリーズより少しレベルが高い本ですが、初学者が一冊目で読み進められないレベルの本ではないです。結局、どちらの書き方が分かりやすいかということかもしれません。

試験対策という意味でいと、らくらくシリーズから始めると、より点数アップを望むなら

この速習シリーズか、下記の経済学入門塾シリーズにステップアップする必要がありますが、

この本を一冊目で理解が出来れば、らくらくシリーズは読む必要はありません。

※「経済学入門塾」シリーズは読む必要があります。

ちょうどそういうレベルに位置付けられている本だと思っていただければ良いかと思います。

試験攻略 新・経済学入門塾シリーズ 中央経済社

試験対策ということで、上のらくらくシリーズと以前からよく比較されてきた本。

著者の石川秀樹の本としては、ミクロ・マクロ経済学について新版ともいえる上記の「速習入門塾」シリーズがあります。

ただ、こちらが完全な旧版というわけではなく、内容や解説の丁寧さはむしろこちらの方が上だと思います。なんといっても7分冊ですから。

また、7分冊全てする必要はなく、学習目的に応じて次はどの本に進めば良いかの案内をしてくれます。

メリット

・入門書としては論点の網羅度が一番高い

・入門書とはいえ「難関論点クリア編」まで進めばかなり高度な内容まで理解したことになる

・その「難関論点」も説明が分かりやすい

デメリット

・何だかんだ「速習」シリーズが出ているのでおそらく絶版が近い

・7冊全てやり遂げるのはそれなりに時間がかかる

まとめ

内容としては、上記2シリーズよりもこの「経済学入門塾」シリーズの方が網羅性が高く、かつ分かりやすいと思います。ただ、同著者の新シリーズが既に出ているため、絶版が近いことが想像されるので、中古のみになると、それこそ過少供給で供給曲線が限りなく左に行ってしまうため、手に入れるなら早い方が良いかと思われます。←…ということを理解するための本です。

スティグリッツ経済学シリーズ 第4版

今まで紹介した3種類のシリーズが試験対策に特化したものなのに対して、

この本は正統派の教科書の代表格といっても良い本です。

だからといって、決して書いている内容が難しくて分かりにくいなんてことはありません。

むしろ試験対策ではなく、教養として純粋に経済学に興味があるのであれば、

(別に試験対策が不純だと言っているわけではありませんよ)

最初からこのような専門書から入っても十分に理解が出来ると思います。

いや、こういった本から入った方がちゃんと理解できるとすら思います。

それほどに、この本は素晴らしい内容です。

メリット

・「入門経済学」編でミクロ・マクロともに一冊で基本的な内容を解説している

・専門書だが、難しい数式は一切使わず、文章やグラフで丁寧に説明されている

・専門書なのに電子書籍化されている(素晴らしい)

デメリット

・丁寧な説明のため、非常に説明が長い(ページ数が非常に多い)

・著者がアメリカ人のため、アメリカ経済をドルで説明しているという点でイメージがわきにくい

・数式を使った本格的な経済学は別の本に頼ることになる

まとめ

スティグリッツ経済学シリーズは大学の経済学の教科書として非常によく使われている本の一つで、中でも初学者に対する丁寧な解説という意味で、非常に優れています。もちろん経済学には他にもたくさんの優れた本がありますが、経済学を苦手とする初学者が最初に手に出す専門書としてはこのシリーズが非常におすすめです。

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